2012年 12月 29日
赤と白の城 ~アグラ城~ |
ジャイプールを出発してから7時間後、やっとアグラに到着しました。
あの有名なタージマハルがある街で、世界中から多くの旅行者がやってきます
もちろんタージマハルでしょ!!と思わせておいて、まずはアグラ城から(笑)
無駄に話をひっぱって申し訳ないです
でもこちらも世界遺産で、文化的にも歴史的にもとてもとても価値の高いお城なのです!!!
第3代皇帝アクバルによって着工されたアグラ城は、赤砂岩でできた重厚な城壁で囲まれ「赤い城」と呼ばれています。赤色は帝国の力強さの象徴だったそうです。
対照的に、城内にある多くの宮殿は純白です。
赤砂岩が主流だったインドでは、これは非常に珍しいそうです。
これらの宮殿は、タージマハルを建設した皇帝シャー・ジャハーンがつくったんだとか。
それを聞いたら納得ですよね~
タージマハルも真っ白ですし、どんだけ白が好きなのって感じですが。
マハラジャの白大理石への果てしないLOVEを感じます
でも皇帝が白に魅了されちゃったのも分かる気がするなぁ
気がつくと、大理石の白く透き通るような美しさに惹きこまれていきます。
また細工が目を見張るほど精巧でした!
アーチも思わず足を止めてしまうほどの均一美!!これもイスラム建築の特徴的なものです。
ドームやアーチ、アラベスク、シンメトリー…これらは全てイスラム建築から影響をうけています。
それにしても人口の80%がヒンドゥ教徒なのに、なぜイスラム建築が数多くみられるのか?
不思議に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょうどいいので少々インド小話をさせてもらいます。
今では犬猿の仲ですが、かつてはお互いの宗教を重んじ合い仲良く暮らしていたのです。
(国力を削ろうと、イギリスがちょっかいを出して仲違いさせたようです)
その昔はイスラム教徒のマハラジャも多かったため、インド各地にイスラム建築が建てられました。
ちなみにかの有名なタージマハルもその代表です。
インドの建築技術をここまで高めたのは、イスラム建築のおかげと言えるでしょう。
宮殿からは、川の向こうにタージマハルを望むことができます。
しかしこの城にはタージマハルにまつわる哀しい物語があるのです。
それはまた次回話したいと思います。
とうとう次はあそこに行きますよ~ ずいぶんひっぱってない?
と、もったいぶっておいて(?)、これが今年最後の更新になります。
亀のようにのろのろペースで申し訳ありませんでしたが、おつきあい頂きありがとうございました。
私はこれから旅に出発します!!
はやく年末年始の旅レポをアップしたいなぁと今からやる気まんまんですけど、
インド旅のつづきが~!!
こんなblogですが、来年もそうぞよろしくお願いいたします。
ではではよいお年を(^^)/
あの有名なタージマハルがある街で、世界中から多くの旅行者がやってきます
もちろんタージマハルでしょ!!と思わせておいて、まずはアグラ城から(笑)
無駄に話をひっぱって申し訳ないです
でもこちらも世界遺産で、文化的にも歴史的にもとてもとても価値の高いお城なのです!!!
第3代皇帝アクバルによって着工されたアグラ城は、赤砂岩でできた重厚な城壁で囲まれ「赤い城」と呼ばれています。赤色は帝国の力強さの象徴だったそうです。
対照的に、城内にある多くの宮殿は純白です。
赤砂岩が主流だったインドでは、これは非常に珍しいそうです。
これらの宮殿は、タージマハルを建設した皇帝シャー・ジャハーンがつくったんだとか。
それを聞いたら納得ですよね~
タージマハルも真っ白ですし、どんだけ白が好きなのって感じですが。
マハラジャの白大理石への果てしないLOVEを感じます
でも皇帝が白に魅了されちゃったのも分かる気がするなぁ
気がつくと、大理石の白く透き通るような美しさに惹きこまれていきます。
また細工が目を見張るほど精巧でした!
アーチも思わず足を止めてしまうほどの均一美!!これもイスラム建築の特徴的なものです。
ドームやアーチ、アラベスク、シンメトリー…これらは全てイスラム建築から影響をうけています。
それにしても人口の80%がヒンドゥ教徒なのに、なぜイスラム建築が数多くみられるのか?
不思議に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょうどいいので少々インド小話をさせてもらいます。
今では犬猿の仲ですが、かつてはお互いの宗教を重んじ合い仲良く暮らしていたのです。
(国力を削ろうと、イギリスがちょっかいを出して仲違いさせたようです)
その昔はイスラム教徒のマハラジャも多かったため、インド各地にイスラム建築が建てられました。
ちなみにかの有名なタージマハルもその代表です。
インドの建築技術をここまで高めたのは、イスラム建築のおかげと言えるでしょう。
宮殿からは、川の向こうにタージマハルを望むことができます。
しかしこの城にはタージマハルにまつわる哀しい物語があるのです。
それはまた次回話したいと思います。
とうとう次はあそこに行きますよ~ ずいぶんひっぱってない?
と、もったいぶっておいて(?)、これが今年最後の更新になります。
亀のようにのろのろペースで申し訳ありませんでしたが、おつきあい頂きありがとうございました。
私はこれから旅に出発します!!
はやく年末年始の旅レポをアップしたいなぁと今からやる気まんまんですけど、
インド旅のつづきが~!!
こんなblogですが、来年もそうぞよろしくお願いいたします。
ではではよいお年を(^^)/
by marichen
| 2012-12-29 18:24
| インド